「なぜいつも同じパターンで悩んでしまうのだろう?」「自分の気持ちを大切にしていいのだろうか?」「どうして家族との関係がこんなに難しいのだろう?」

人生の中で、こんな問いかけに直面したことはありませんか?特に長年「人のため」に生きてきた方にとって、自分自身と向き合うことは、想像以上に勇気のいることかもしれません。

そんな自分探しの旅に出たのが、50代のえみこさんです。最初は「しんどい」と感じながらも、半年間のプログラムを通して見つけた気づきと変化をご紹介します。

すごい単純にすごく考えて申し込ったのが、あこんなに自分を振り返るってしんどいんだっていうのをあのっぱなで感じた。50何年ってすごい重みだなっていうのを最初に感じた

半年間の「わたし力活性化プログラム」を終え、さらに継続コースに進んでいるえみこさん。「自分を振り返るってこんなにしんどいんだ」という葛藤から始まり、今では「もっと早くやればよかった」と感じるまでの心の変化を、えみこさんの言葉からご紹介します。

始まりは葛藤の連続

えみこさんにとって、プログラムの始まりは決して順調ではありませんでした。プログラム開始前に家族の相続問題が発生し、精神的に落ち込んだ状態でのスタートとなりました。

スタートまでがすっごいもうわちゃわちゃずっとしてたから、そっからスタートだったからもう気持ちがそこに100%いけない状態でスタートしてて

さらに、自分のことを「すぐ忘れる人」と表現するえみこさん。新しい概念や課題がどんどん増えていく中で、ついていけるか不安を感じていました。

最初の頃はねすっごいしんどかった。だってまで知らないことがおってくる

このように、プログラムを始めた当初は戸惑いと不安を感じていたえみこさん。これは多くの方が感じる「最初の壁」かもしれません。新しい視点で自分を見つめ始めると、これまで気づかなかった部分が見えてきて、それが時に重荷に感じることもあるのです。しかし、その先には新たな気づきと変化が待っていました。

逃げずに続けるという決断

この葛藤の中、えみこさんは一度プログラムを途中でやめることも考えました。心が追いつかない状態が続き、次の機会に改めて参加しようかという思いも湧いてきたのです。

やめようかなって1回ちょっと止まろうかなもうついてきれない状態になって

1回私に向けて次の会の人たちのところに途中から入ろうかなて考えたのも正直ありました

しかし、えみこさんはそこで逃げることを選びませんでした。自分の目的を思い出し、たとえ完璧にできなくても続けることを決めたのです。

それを買いたくてここにいるんだからっていう気持ちが...何のためにこれをしようって思ったのかって考えた時に、あここで逃げちゃうまた同じことだなると思って。できないちゃできないでいいやと思って

この「できないちゃできないでいい」という許しの言葉は、とても重要です。自分と向き合う過程では、完璧を求めるのではなく、今のままの自分を受け入れることから始まります。えみこさんは、自分の限界を認めながらも、諦めずに進む勇気を見つけたのです。

グループと個別、それぞれの良さ

えみこさんは、グループレッスンを通じてさまざまな発見をしていきました。普段あまり人と関わる機会がなかったため、最初はグループの場がしんどく感じることもありましたが、時間をかけて、その経験にも意味があったと振り返ることができるようになりました。

私なんかほらもう会社家で主人と娘以外ほぼ合わないから、人との接点がもうほぼないから、人と関わることがなかったから、ここがちょっとしんどかったのかなっていうのもある

一方で、グループでの学びを振り返ると、多様な人がいる中で、同じ性質の人でも違った表れ方をすることなど、新たな視点が得られたことに気づきます。

あこういう同じ性質でもこういう人いるんだとか、そういう捉え方が今になってできるようになった

えみこさんは、グループの良さを感じながらも、もし最初から個別セッションも取り入れていたら、より理解が深まったのではないかとも感じています。自分のペースで理解を深めるための支援があるとより良かったと振り返ります。

グループはグループの良さがあったんだけど、私プラスアルファで最初から個別付き1回なりを入れとけばよかったなって今本当思ってる

これは私たちにとっても貴重なフィードバックです。次回のプログラムでは、グループでの学びと個別サポートのバランスをより良く整え、それぞれの方のペースや学び方に合わせた進め方ができるよう工夫しています。ご自身の学びのスタイルに合った方法で、自分探しの旅を進めていただけるよう、サポート体制を強化していきます。

大きな変化:夫婦関係の改善

えみこさんが最も大きな変化を感じたのは、ご主人との関係性です。感情が高ぶる前に自分をコントロールできるようになり、関係性が大きく改善しました。

自分が自分が起こり出すと自分で取ってどっか行くようになる。だから今まではず近かってきてたのがあの全部言い切る前に自分で振ってどっか行く

どっか行くって遠くに自分で言葉をタバコ吸いたりとかその一旦別のことをし

これまでは感情のまま反応していたものが、一旦置いて考えられるようになったのです。感情をぶつける前に、少し距離を置いて冷静になる時間を作れるようになりました。そして、この変化によってストレスも大幅に減少したといいます。

ストレス、始める前が10、めっちゃもう毎日イライラするっていうことが1回はあったわっていう10だったとしたら...今ほぼほぼなくなった

それに関しそういうことに対してなるとしんどくなるけど、それに対してもそんなにしんどいって思うことがほぼなくなってきた

人間関係、特に夫婦や家族との関係は、私たちの日常に大きな影響を与えます。えみこさんのように、自分の感情や反応パターンを少し客観的に見られるようになると、長年の悩みが軽減されることがあります。それは、相手を変えるのではなく、自分の受け止め方や反応の仕方が変わることで起こる変化なのです。

朝の変化と体力の回復

精神面だけでなく、身体面でも大きな変化がありました。心と体は密接につながっているため、心のあり方が変わると、体調や生活の質も変わってくるのです。

朝が全然違う。あのあやだな月曜日のあ嫌だなとかそういうの全くなく普通にゆっきり動けるも

体力的にも疲れにくくなった

これらの変化により、えみこさんは「なんかちゃんと1日1日を楽しめてる感じ」になったと言います。毎日を前向きに過ごせるようになり、忙しい時や嫌なことがあっても、また新しい一日を始められる心の余裕が生まれたようです。

わたし力活性化プログラムでは、単に知識を学ぶだけでなく、体と心のバランスを整える「遠隔調整」も毎月行っています。これが、えみこさんのような朝の目覚めや体力の変化につながっているのかもしれません。

昭和世代への推薦

えみこさんは、特に自分と同じ昭和世代の人にこのプログラムを勧めたいと話します。我慢することが美徳とされた時代に育った人だからこそ、自分を大切にする時間を持つことの価値を感じてほしいと願っています。

もうね昭和世代の人み受けたらいいと思う。もうね男の人も女の人もだって我慢することしかしてこなかったし、それを誰かに弱みを見せるとかなんか言うっていけないことだった

人のために尽くせで育ってき来た私たちが、あいいんですねこれでて思える。これからだってまだ先が長いのにそのしんどいまずっと行くより絶対ここから先に長くないんだから、そんなにしんどいままだったら楽しくもない

ここには、長年「我慢」と「人のため」を優先してきた世代だからこそ、残りの人生をより豊かに生きる選択をしてほしいという願いが込められています。特に50代、60代の方にとって、これからの時間をより自分らしく過ごすための「取扱説明書」を手に入れることは、大きな意味があるのかもしれません。

自分を真ん中に置く

半年間のプログラムを終え、継続コースに入ったえみこさんが感じた大きな変化。それは「自分を真ん中に置ける」ようになったことです。これまで自分のことよりも他者を優先してきた生き方から、自分自身を大切にすることで、かえって相手のことも適切に見られるようになったと感じています。

私やっとそこで私を守護にするっていうことが使って入ったと思うんですけど、自分を真ん中に物事を考える、自分のことを真ん中にあるから相手のことをちゃんと見られるっていうようになった

なんかあのようやくあの自分あのスタートラインに立ってんのかなって

この言葉には、長い人生を経てようやく自分自身と向き合うスタートラインに立った実感と、これからの人生への期待が感じられます。


「もっと早くやればよかった」と言うえみこさんですが、50年以上の人生を経て今この変化を感じられることに意味があるのかもしれません。葛藤と向き合い、逃げることなく続けたからこそ、今の気づきがあります。

うんいいんですねこれでて思える」という言葉には、自分を大切にすることへの、新しい許可と解放が感じられます。これから続く人生をより自分らしく、より楽に生きていくための大切な一歩を踏み出したえみこさんの姿がそこにあります。


わたし力活性化プログラム(0期)では、月に一回のレッスンと月に一回の遠隔調整(体と心のバランスエネルギーワーク)、月に一度以上の練習ズーム、質問し放題、Facebookグループでの連絡を提供しています。特に「遠隔調整」は、えみこさんのように朝の目覚めや体調に違いを感じられる方が多く、大変好評です。

次回開催時には、グループレッスンに加えて個別サポートの時間も設け、「質問にする言葉にまだなっていないことで止まっている方」も安心して進めるようなプログラム構成も検討しています。えみこさんのご意見も取り入れ、それぞれの方のペースやスタイルに合わせたサポートがあることで、より深い理解と変化が起こりやすくなるのではないかと考えています。

特に昭和世代の方々に、「もっと早くやればよかった」と思わせない、今からでも遅くない自分探しの旅に出てみませんか?あなたの中にも、これから花開く新しい自分との出会いが待っているかもしれません。

次回プログラム募集開始は2025年5月を予定しています。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

かおるーん

わたし力活性化・半年プログラム

体と繋がり、頼れる自分で生きるためのセルフケアマニュアルを手に入れる わたし力活性化・半年プログラムの目的 「わたし力活性化・半年プログラム」は、体と心のつなが…