「自分がなくなってきた」「私のせいかもな」という思いが減ってきた——これは、「わたし力活性化・半年プログラム」を終えたよし子さんが語った大きな変化です。人間関係でのストレスや不安、自分を責める気持ちとどう向き合ったのか。エレメント(空・風・火・水・土)という視点を通して、よし子さんが体験した心の変容をご紹介します。

「自分のせい」からの解放 - 人間関係の変化

よし子さんが半年間のプログラムを通して最初に感じた変化は、「私のせいで空気が悪くなった」という思いからの解放でした。

「私のせいかもなとか、私が気悪くさせたんじゃないかなっていうのが減ってきたっていうのは、めちゃめちゃあります」

特に仕事中の人間関係において、お客さんの反応や態度に対して自分を責める気持ちが減ったといいます。

「あこの人がなんかわたしに当たって電話してるだけや」

「この人が分からへんでイライラしてはるんやな」

以前は相手のイライラに対して「なんか怒らしたんかな、この言い方が悪かったんかな」と思っていたのが、今では「この人が分からへんでイライラしてはるんや」と冷静に捉えられるようになりました。

【主催者より】「私のせいかも」という思いは、特に水や風の要素が強い方に多く見られます。周囲の雰囲気に敏感で、人間関係の調和を大切にするからこそ、相手の不機嫌さや反応に自分の責任を感じてしまうのです。よし子さんの変化は、エレメントの理解を通して「相手の反応は相手の持つエレメントから来ている」と認識できるようになった証です。自分への責めから解放されることで、人間関係が驚くほど楽になります。

心の余裕が生み出す変化 - 相手に寄り添う力

自分を責める気持ちから解放されたことで、よし子さんの中に「余裕」が生まれました。その余裕は、逆に相手への配慮として返ってきています。

「相手が怒っていても焦ることが減った」

「わからなくてイライラしてるだけだから、ゆっくり喋ろうとか」

イライラしているお客さんに対して、以前なら自分のせいだと思って焦っていたのが、今では「この人は分からなくて焦っているんだな」と理解し、ゆっくり話したり、違う角度から説明したりできるようになりました。

興味深いことに、この変化はお客さんの反応にも影響を与えているようです。

「最初なんかきつく言っちゃってごめんなさいみたいに行ってくださることが増えました」

【主催者より】よし子さんの体験は、「自分を責めないことが、実は相手への思いやりにつながる」という素晴らしい例です。自分を守ることが利己的だと思われがちですが、実は自分が安定していると相手にも穏やかに接することができるのです。よし子さんの「余裕」が相手に伝わり、お客さんからの謝罪が増えたというのは、エネルギーの循環が変わった証拠と言えるでしょう。

自分の素質への気づき - 「そういう人間だったんだ」

プログラムを通して、よし子さんは自分の持っている素質についても新たな理解を得ました。

「あなたといると元気になるわと言われていたのは、わたしが温泉の質があるからだ。あなたといるだけでいつも笑っているわと言われるのも、わたしの質が影響しているんだと納得できました」

「今まではなぜそうなるのかわからなかったからスッキリしなかった。」

「わたしと話すとスッキリする人がいるのは、あそういう素質があったんやってことが分かって」

自分の特性を「素質」として理解することで、それを活かす方向に意識が変わってきたと言います。

※「温泉」という表現は、継続レッスンの1回目でよし子さんの解像度を上げるためにお渡しした言葉です。よし子さんは会うだけで、行くだけで、入るだけで、そばにいる人が元気になっていくような質感をお持ちの方だということを表しています。

【主催者より】自分の特性を「欠点」ではなく「素質」として理解することは、自己肯定感を高める大きな一歩です。よし子さんは「話すと人を元気にする」という素質を自覚し、それを活かす方向に目を向けています。これは「自分が自分の専門家になる」というプログラムの大切な目標の一つです。自分の本質に気づき、それを価値あるものとして受け入れることで、人生の方向性も自然と定まってくるのです。

「波」に対する理解 - セルフコントロールの変化

よし子さんの場合、特に「水」の特性が強く、人の感情の波を受け取りやすい素質があることも分かりました。

「人の感情の波を受け取ってしまうっていう素質があるっていうことを、なんで私だけしんどいんやろうって多分半年前は思っていた。人からもらいやすいとはおもっていたけれど、水の質があるからなんだと理解できました。」

「周りの人が怒っていてざわつくのはわたしの中にある水の質が揺らされているからだから、しばらくしたら治るなと慌てなくなった。すぐに冷静になれるんです。」

この理解は、感情のコントロールにも大きな変化をもたらしました。

【主催者より】「水」の特性を持つ方は、周囲の感情を吸収しやすいという特徴があります。このことを自覚せずにいると「なぜ私だけがこんなに感情的になるのか」と自分を責めがちです。よし子さんの「自分が水だから揺れてるんやな」という気づきは、感情を客観視する大きな一歩です。波に飲まれるのではなく、波を観察できるようになると、感情の嵐はより早く静まります。この「観察者の視点」を持てるようになったことが、よし子さんの大きな変化だと感じます。

リーディングの質の変化 - 共感と線引き

よし子さんは鑑定やリーディングもされていますが、その仕事においても変化を感じているといいます。人だけでなく動物のリーディングも行っており、特に動物の案件では感情移入しやすかったようです。

「線引きがスッとできるようになって、しんどい話を聞いてもつられなくなった」

「今は冷静に聞けて、やりやすくなった」

 

以前は相手の感情に引きずられ、共に落ち込んでしまうことがあったのが、今では適切な距離を保ちながら共感できるようになったと言います。動物のリーディングは特に感情的になりやすい分野ですが、そこでも変化を感じているのは大きな成長と言えるでしょう。

【主催者より】エネルギーワークやリーディングの仕事をされる方にとって、この「共感と線引き」のバランスはとても重要です。相手の気持ちを感じ取りながらも、自分自身を保つ技術は一朝一夕には身につかないもの。特に動物のリーディングは純粋なエネルギーとの対話になるため、より深く感情移入しやすいものです。よし子さんがこの半年で「一緒に泣くのではなく、冷静に聞ける」ようになったのは素晴らしい成長です。これは日常の人間関係においても役立つスキルであり、自分を守りながら相手にも寄り添うという難しいバランスを習得されつつあるのでしょう。水の特性を持つ方にとって、この線引きは特に難しく、だからこそ大切な学びなのです。

自分を守る選択 - グループ活動に対する気づき

半年の学びを通して、よし子さんは自分の判断を信頼できるようになったようです。お仕事の発展のために参加されているグループで、あまり活動できていなかったことについて、最近大きな気づきがありました。

「わたしは誰でもいいから伝えたい届けたいというスタンスではないことがわかって、自分に合わないスタイルだから頑張れなかったんだということがわかり、抜けてもいいなと感じてます。自分自身がわたしのことを止めてくれていたと思うと、自分偉いなって感じます。」

自分に合わないと感じていた活動に対して、無意識にブレーキをかけていたことを新たに理解し、それを「賢い選択」として評価できるようになったと言います。

【主催者より】「自分の感覚を信頼する」ということは、エレメントの理解を通して得られる大きな贈り物です。よし子さんが「四方八方」というスタイルに違和感を覚え、そこに踏み込まなかった判断を「偉い」と評価できるようになったのは、自己信頼の表れです。以前は「なぜできないのか」と自分を責めていたことが、今では「ちゃんと自分を守っていた」と理解できるようになりました。この視点の転換こそが、プログラムを通して得られる「自分を責めない生き方」の本質ではないでしょうか。

シンプルに生きる - 複雑から単純へ

よし子さんは、半年間のプログラムを通して「シンプルに生きる」ということの本質も理解されたようです。

「自分が悪いのかな、やり方が悪いのかなと思っていましたが、わたしはこうだし相手はそうだしと、混乱しなくなって受け止め方も捉え方もシンプルになりました。」

「そこで考えても仕方ないなと、へんに悩まないですね」

考えることと考えなくていいことがわかるとスッキリしますね。

【主催者より】「シンプルに生きる」とは、難しいことを簡単にするのではなく、本質を見極めて余計なものを手放すこと。よし子さんの「水やしあの人は火やしみたいな、しゃあなやん(仕方ないね)」という言葉には、複雑に考えすぎていた人間関係への深い気づきが表れています。相手の反応を自分のせいにするのではなく、その人の特性として理解する。そうすると「しゃあない」という受容が生まれ、心が軽くなるのです。この「シンプルさ」は、深い智慧から生まれる境地と言えるでしょう。

自分を責めない生き方 - このプログラムをおすすめしたい人

よし子さんがこのプログラムをおすすめしたいのは、こんな人たちです:

「自分に起こった現象に対して自分を責めがちの人」

「自分が悪いといろんなことを納めようと頑張っている人、自分が引き受ければ我慢すればとなってしまう人」

 

そして、プログラムを受けるとどう変わるかについては:

「高いところから見れる感して」

「で自分攻めなくても済む」

「ただそれがしんどくないようになるから結果的にはその変なこう塊りみたいな自分で作ったこう硬いおにぎりみたいな硬い泥団子みたいなを作らんでよくなる」

「シンプルにもうその時起こったことはさらサラサラって流れていくから団子作らなくて済むから」

【主催者より】よし子さんの言葉には、深い洞察があります。「自分を責めることが楽だと思い込んでいる」という表現は鋭いですね。確かに、起きた出来事の責任を全て自分に引き受けることで、一時的に「理由が分かった」という安心感を得ることがあります。しかし、それは偽りの安心感で、実は「近距離で自分を殴っている」状態なのです。プログラムを通して「高いところから見れる」ようになると、この習慣から解放され、「硬い泥団子のように凝り固まった思い」を作らずに済むようになります。よし子さんの表現がとても豊かで、この変化の本質をよく伝えていますね。

自分と仲良くなる - これからの展望

半年間のプログラムを終えて、よし子さんはこれからどんな変化を望んでいるのでしょうか。

「ずっと笑う気がする」

「ずっと機嫌のいい状態が保てる感じまそらしんどい時はそんな笑ってへんやろうけどまあまあそのしんどくなることも少なくなるんちゃうかなっていう」

「最後は今日も楽しかったって言って寝られたら 1番いいかなって」

【主催者より】「ずっと笑う」「今日も楽しかったって言って寝られる」という、よし子さんの素朴で温かい願いに心を打たれます。人生の幸せとは、特別なことではなく、日々の小さな喜びの積み重ねなのかもしれません。エレメントを理解し、自分と向き合い、「近距離で自分を殴る」習慣から解放されることで、そんな日常の幸せが増えていくことを願っています。

よし子さんの半年間の変化は、「自分のせい」という思いから解放され、人との関わりに余裕が生まれ、自分の素質を理解し、感情の波に振り回されず、リーディングでも適切な距離を保ち、自分の判断を信頼できるようになったこと。そして何より、複雑だった人間関係をシンプルに捉えられるようになったことでしょう。

「わたし力活性化プログラム」は、このようにエレメントの理解を通して「自分を責めない生き方」を学ぶ場です。よし子さんのように「今日も楽しかった」と感じられる日々を増やしていくために、ぜひあなたも自分自身との新しい関係を築く旅に出てみませんか?


わたし力活性化プログラム(0期)では、月に一回のレッスンと月に一回の遠隔調整(体と心のバランスエネルギーワーク)、月に一度以上の練習ズーム、質問し放題、Facebookグループでの連絡を提供しています。特に「遠隔調整」はペコさんのように、翌朝の目覚めや体調に違いを感じられる方が多く、大変好評です。

次回開催時には、グループレッスンに加えて個別サポートの時間を月に1度設け、「質問にする言葉にまだなっていないことで止まっている方」も安心して進めるようなプログラム構成中です。

わたし力活性化・半年プログラム

体と繋がり、頼れる自分で生きるためのセルフケアマニュアルを手に入れる わたし力活性化・半年プログラムの目的 「わたし力活性化・半年プログラム」は、体と心のつなが…

メールマガジンの登録はこちらから

【オトナのカラダ】勝ち続けるための身体情報メールマガジンは毎朝7:50に配信しています。季節や状況に合わせた過ごし方や、日常ストレスの乗り越え方などをお届けしています。ぜひご購読ください!