整体の先生から言われて忘れられない言葉はありませんか?

先生に言われた言葉って、なかなか忘れられないという方がほとんどではないでしょうか。何年経ってあの時の言葉が忘れられずに自分自身の何かを支配されているかのような感覚をお持ちの方もいるかもしれません。

整体の先生の言葉は、私たちの心と体に深い影響を及ぼすことが多いです。その言葉は、ずっと忘れられず、私たちの自己評価や自己イメージに影響を与えることがあります。

その影響は時間が経つほどにネガティブな影響を増していくことがあり、私たちの心身の状態に影響を与え続けます。いつまでもそこから抜け出せないというのは正直苦しさに近いような重たさがありますよね。でも、その言葉の影響から抜け出す工夫を重ねると、影響を軽減し、心と体のバランスを回復することができます。

この記事では、整体師の言葉の影響を軽減するためのアプローチや具体的な方法について提案します。整体の先生の言葉に囚われず、心と体の調和を取り戻すためのヒントを見つけてみましょう。

整体の先生に「歪んでますね」と言われたことはありますか?

整体の先生に「歪んでますね」と言われた経験は、思いもよらぬ深いダメージを私たちの心と体に与えることがあります。その一言がいつもどこかひっかかり、自己評価や自己イメージに影響を及ぼすことを感じていませんか?

心理的には、その言葉によるストレスや不安、自信の喪失などが生じるかもしれません。また、体的には、緊張やバランスの乱れ、身体の不調を感じることもあります。この記事では、整体の先生の言葉が私たちに与える心理的影響と過去との関連性について探っていきます。

言葉の心理的影響

整体の先生に「歪んでますね」と言われることが心理的ストレスを引き起こす理由は、いくつかのプロセスや背景が関与しています。

自己評価の揺らぎ

整体の先生によって身体の歪みが指摘されると、自己評価が揺らぎます。自分の身体に問題があるとの指摘を受けることで、自分自身に対する不安や不満が生じ、自己評価が低下する可能性があります。

外部からの評価の影響

整体の先生は専門家であり、その言葉に一定の信頼性があります。そのため、彼らの指摘が自己評価に大きな影響を与えることがあります。自分自身を客観的に見ることが難しくなり、他者の評価に依存しやすくなる傾向があります。

身体と自己イメージの結びつき:

身体の状態は、私たちの自己イメージやアイデンティティと密接に関連しています。整体の先生による「歪んでいます」という指摘は、自己イメージの歪みや不完全さを感じさせることがあります。これにより、自己受容や自己愛に欠ける状態が生じ、ストレスが増幅される可能性があります。

社会的な規範や美意識への影響

身体の歪みが指摘されると、社会的な規範や美意識に対する圧力を感じることがあります。美しい体型や姿勢に対する期待や要求があり、それに適合していないと感じることで、ストレスが生じます。

これらの要因により、整体の先生による「歪んでますね」という言葉が心理的ストレスを引き起こすことがあります。自己評価の揺らぎや外部評価の影響、身体と自己イメージの結びつき、社会的な規範や美意識への影響が重なり合い、ストレスが増幅されるのです。

過去のトラウマや負の信念との関連性

整体の先生からの言葉は、過去のトラウマや負の信念を揺さぶる可能性があります。

過去のトラウマや負の信念は、私たちの心理的な状態や自己評価に深い影響を与えることがあります。例えば、過去に身体に関連するトラウマ的な出来事や否定的な体験を経験した場合、整体の先生による言葉は、そのトラウマを再び引き起こす可能性があります。

また、負の信念は自己評価や自己イメージに関わる深い信念のことを指します。例えば、「自分は不完全であり、何かが間違っている」というような思い込みや信念がある場合、整体の先生による指摘はこの負の信念を裏付けるものとして受け止められる可能性があります。

過去のトラウマや負の信念が関与すると、整体の先生の言葉は心理的ストレスを引き起こす要因となります。そのため、このような経験をすると、過去のトラウマや負の信念が再び活性化され、心理的な不安や自己評価の揺らぎを引き起こすことがあります。

整体師の言葉の持つ影響力とそのメカニズム

整体師の言葉の持つパワーによる影響力は、言葉のエネルギーや身体・心理へと深く届きます。そして言葉が記憶や信念にまで影響を与えることもあり、そのメカニズムはとても複雑です。整体師の言葉がどのように働き、なぜそのような力を持つのかを理解することで、より深く言葉の影響力について理解を深めましょう。

言葉のエネルギーと身体への影響

整体師の言葉は、私たちの身体と心理に深い影響を与えることがあります。この影響力とそのメカニズムを理解するためには、言葉のエネルギーや身体・心理への影響について考えることが重要です。

言葉には言霊というエネルギーが宿っており、そのエネルギーは私たちの感情や思考に直接的に作用します。

言霊とは、言葉に宿る霊的な力のことであり、言葉には音や意味だけでなく、エネルギーが含まれていると考えられているのです。そのため、ポジティブな言葉を聞くと、心身が活性化したり、ネガティブな言葉を聞くと、心身が疲弊したりすると言われています。

整体師の言葉は、安心感や希望を与える場合もありますが、逆に不安や疑念を引き起こすこともあります。これは、言葉が私たちの内部のエネルギーと共鳴し、そのエネルギーが身体や心理に伝わるためです。

さらに、言葉は私たちの記憶や信念とも密接に結びついています。過去の経験や信じていることは、私たちの行動や感情に影響を与えます。先生は絶対的な存在というのは私たちの信念に刷り込まれているので、言われた言葉は何年経っても忘れることができません。

実際私のところに来られる方でも、5年前、10年前、子供の頃に言われた先生の「歪んでいると言われました」という言葉を大切にキープされている方はとても多いです。

言葉の持つ影響力とそのメカニズムを理解することで、整体師の言葉が私たちの身体と心理に与える影響をより深く理解することができます。この理解は、コミュニケーションやセラピーセッションにおいてより効果的な言葉の使い方を追求する上でも重要です。

言葉のエネルギーをぶつけられた心身の変化

整体師の言葉は、私たちの心身に深く響きます。この言葉によって、体が歪んでいるという信念が生まれ、それに合わせて体を歪ませるという反応が現れることがあります。

整体師の言葉には、エネルギーが込められています。そのエネルギーは私たちの内部に響き、心身に変化をもたらします。「歪んでいる」という言葉は、私たちの体が本来の状態からずれているというイメージを喚起します。その結果、私たちは自分が歪んでいるという意識を持ち、体を歪ませないといけないという負荷を感じるようになるのです。

具体的に表現すると、膝の不調はあるものの歪みを認識していないない状態で整体に行き、先生に「膝が歪んでますね」と言われる言葉は耳だけではなく体も聞いています。言葉も力は体にも及ぶので、先生という絶対的権威のある人の言葉は本当なんだという信念が働き、先生が歪んでるとおっしゃるんだから自分の膝は歪んでいるんだと認識し出します。

そして体は、膝を歪めないといけないんだと、歪むように体を動かしてしまうのです。

整体師の言葉によって生まれた意識や信念は、私たちの行動や感情にも影響を及ぼします。自分が歪んでいるという信念は、身体的な不安や自己評価の揺らぎを引き起こすことがあります。このような変化は、言葉のエネルギーが心身に作用し、私たちの内部に反応を引き起こすメカニズムの一部です。

整体師の言葉の持つ影響力とそのメカニズムを軽視することはできません。

整体師の言葉から自己評価を解放するセルフケア

ここまで読み進めてもらったことで、今まで素直に受け止めていた先生からの言葉に対して不信感や不安を感じておられるかもしれません。

でも、先生はあなたを苦しめるためにその言葉を伝えたわけではないのです。そこを理解し受け止めることが言葉のエネルギーによって心身をしんどくさせてしまった流れを切り離す第一歩になります。

整体師の言葉から自己評価を解放する具体的な方法は、過去と現在の体の変化を受け入れるイメージワークや、歪んだ箇所に対する緩みを生み出すセルフボディタッチです。

言葉の影響から自己回復力を高めるためには、部分的な評価にとらわれず自己ジャッジを受け止める脳内ワークも効果的です。これらのアプローチを実践することで、整体師の言葉による自己評価への影響を軽減し、健康でポジティブな状態を促進できます。

ここで行うのは治療や部分の回復ではなく、言葉によっての囚われを軽くしていくた目の流れを自分でできるようにシンプルにまとめています。

言葉から身体と心を解放するための具体的なアプローチ

まず大切なのはその言葉を受け取った時と、今は同じではないということです。

あの時の言葉をずっと大切に守り持ち続けることは、フックを引っ掛けた状態で歩いているような感じになり、現状をなめらかに生きる流れに争ってしまいます。

なのであの時と今を分けて捉えるようになるというのはとても大切です。

私はボディーセラピストとして、体の中でフックになってるものを緩めていける方法をシェアします。

言葉から身体と心を解放する手順

  1. 先生に言われて気になった箇所を思い出す(複数ある場合は一箇所ずつ)
  2. それを先生に言われた時を思い出す(ざっくりでも結構です)
  3. 対象となる部分に手を当て、「あの時と今の体は違います」と声に出す(触れられる範囲で)
  4. 手を触れた状態で、ゆっくり息を吐き出し、吸い込んだ新しい空気がその箇所に広がっていくことをイメージします。
  5. 「最新の体になりました」と声に出してから手を離して、ゆっくり体全体が緩むことを感じます。

注意点

  • 触れない箇所の時は限りなく近くに手を無理ない状態で当てて、実践してください。
  • 力を入れて押すのではなく、やさしく肌に手を添えるような感じにしてください。
  • 着衣の上からでも大丈夫です。
  • ご自身だけに行ってください、ご家族であっても他の方への手当ては安全のために避けてください。
  • 気になったとき思い出した時に行いましょう。
  • 手当で全てが解消変化するわけではありません。
  • 治療ではないので痛みやしんどさがなくなるかどうかとは別のケアです。
  • 声に出すことがしんどい時は、手を触れるところからはじめてください。
  • ご自身で行うことに不安な方は体を緩める専門家に頼ってください。
  • 手を当てる時間に制限はありません、心地よさを大切に行いましょう。
  • あくまでもセルフケアです、ご自身の判断を大切にされてください。

効果あるの?とまず思われるかもしれません。
試しても何もないと感じられるかもしれません。

その判断や思いは頭から生まれていることなので、実際に体で何が起きているのかは体感が難しいのが現実。ただ、そこに向き合い、どうにかしようとしたという行動に意味があるので、何もなく終わるということは少ないです。

ただ人は、先生による言葉以外にもたくさんのフックや囚われを抱えて生きていますし、たくさんの傷やダメージを引き受けていますので、先生からの言葉のフックを緩めようとすることによって他の部分が影響し、全く別の感情や感覚が動くことはあります。

でもそれは、体全体が繋がっているから避けようがないということであり、部分的に何かをするということは全体の影響につながるという体の仕組みを受け止めていただきたいです。

何か起きる可能性が大きなと感じられたり、一人でやって何かあったらどうしようと不安に感じられるようであれば迷わず専門家に頼ってください。

この記事を実践していただくにあたり、参考にしていただくにあたり、申し上げておきたいのは、このようなケアで軽くしていくことが可能だという一つの道筋を示すことであって、皆様を救う必殺技をお伝えしているわけではないということです。

知ろうとする、動こうとする、それだけでも意味はあります。どうかご無理はなさいませんようにお願いいたします。

整体の先生の言葉よりも大切なこと

その時に言われた先生の言葉に何年もフックされているのはとてももったいないことです。
診ていただいた瞬間の全ては、今の真実ではありません。

大切なのはいろんなことがあった、いろんな状況を体験した今の体に焦点を当てることです。過去は変えることができません、未来もまだ決まっていません。変えられるのは今だけです。今の自分に向き合うために大切な二つの情報をお伝えします。

今の自分がどうしたいのか

私たちは先生の言葉というのをとても大切に受け止め、抱え続ける性質から抜け出すことはできません。ですが、先生の診断や状況説明は命令ではありません。先生は良くなってもらうためのアドバイスや提案をしてくださいますが、あなたをコントロールし制御したいわけではないのです。

そうなると、専門家からの見解によって、自分がどうしたいのか、どう感じるのかという部分にフォーカスをしていかなければ、今後の方針だけでなく、注意や対策をすることもできません。

先生にこんなことを言われたことがある、今自分はこう感じている・・・
で、私はどうしたいのか?

言われた言葉ではなく、内容ではなく、そこを意識しましょう。

先生に言われたから私は歪んでいるしダメなんだという思いは不要なのです。言葉にはそう思わせてしまうパワーがあるということをここまででお伝えしてきましたが、そのパワーに引っ張られてしまわなくてもいいのです。

自分の歩く道は自分で決める、これが生き方ではないでしょうか。
簡単にそう思えないかもしれません、そう思えない時ほど専門家のサポートが必要なタイミングですので一人で抱え込まないようにしてください。

今の自分をブレーキしているものが何かを知ること

整体の先生に言われた言葉が問題ではないとするのであれば、今の私がうまくいかないのはどうしてなのだろう?何をどうしていけば改善していくのだろうと思うのは自然なことです。

なので今の自分をより深く知るために、自分自身を丸っと専門家に観察をしてもらうことで一人ではわからない情報を得ることが大切になります。

自分は自分が一番見えないのです。だから専門家という方達に頼るということを人類は繰り返してきています。

あなたの動きにくさの根っこがどこにあるのか、調べられるサービスがあるんです。

あなたの体の動きをブレーキしている原因調査

こちらは、自分では理解し認識することが難しい大きな範囲での自分自身や体という領域をチェックして、今をうまく動かすためのヒントをお届けするレポートになります。

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