「今度やろう」「またいつか」――そんな風に先延ばしにしてしまうことはありませんか?
50代、60代になってくると、なんとなく日々の選択や行動に迷いが生じやすくなります。
- 「やりたいことはあるけど、なかなか動けない」
- 「決められないから、つい後回しにしてしまう」
- 「なんとなく気力が湧かない」
でも、小さな「決断」 の積み重ねが、心と体、そして人生を大きく変えていくのです。
たとえば先日、私はセブンイレブンの「ランダムプリント」で新幹線の写真を印刷するサービスを見つけました。
そこで「500系新幹線が欲しい」と強く決めて挑戦したところ、なんと1回目で引き当てることができたのです。
これは運でも偶然でもなく、「これだ!」と明確に決めた力 が引き寄せた結果だと感じました。
小さなことでも、「決める力」があれば行動が変わり、現実は少しずつ動き出します。
この記事では、「決める力」 をどう取り戻し、心と体にエネルギーを与えるのかをお伝えします。
決める力が弱まると、心と体に何が起こるのか?
「決める力」が弱まると、気づかないうちに心や体に停滞が生まれます。
1. 情報が多すぎて迷ってしまう
現代は情報が溢れ、選択肢が多すぎる時代です。
「どれが一番いいんだろう?」と迷いすぎて決断できなくなることがありますよね。
2. 年齢と共に気力や体力が落ちる
50代を迎えると、体の疲れや気力の低下で「もう少し後でいいかな」と動けなくなることも増えます。
3. 心と体への影響
迷いやストレスは自律神経を乱し、こんな不調を引き起こします。
- 疲れやすい、体が重い
- 眠れない、眠りが浅い
- 漠然とした不安感が続く
こうして何も決められないまま時間だけが過ぎてしまうと、心にも体にも悪循環が生まれてしまうのです。
決める力を取り戻すカギは「火」と「土」のエネルギー
インド五大思想では、心と体を支える要素として「火」と「土」のエネルギーが重要とされています。
火(アグニ): 行動力と情熱の象徴
「やるぞ!」と決めて、行動に移すための原動力となるエネルギーです。
- 火が強い時: すぐに行動でき、集中力も高まる。
- 火が弱い時: 迷いや怠け癖が生まれ、何も進まなくなる。
土(プリトヴィ): 安定と継続力の象徴
決めたことを着実に続け、現実を動かす力となるエネルギーです。
- 土が強い時: 落ち着きが生まれ、継続する力が湧いてくる。
- 土が弱い時: 焦りや不安が増え、継続できなくなる。
「火」で情熱を灯し、「土」でそれを支える――この2つのバランスが、人生に前向きなエネルギーをもたらすのです。
火を灯し、土で支える!迷わず行動するためのシンプルな習慣
では、どうすれば「火」と「土」のエネルギーを日常に取り入れ、決める力を強化できるのでしょうか?
ステップ1: 小さな決断を今日から始める
- 朝一番に「今日やること」を3つ書き出す
→ 何から手をつけるべきかが明確になり、行動に迷いがなくなります。 - 「5秒ルール」を活用する
→ 迷った時は「5秒以内に決める」とルール化することで、小さな決断力がつきます。
ステップ2: 深呼吸と自然で心を整える
- 1日5分、深い呼吸をする
→ 深い呼吸は心の安定を生み、「土」のエネルギーを強化します。 - 自然と触れ合う時間を作る
→ 散歩やガーデニングなど、自然に触れることで心が落ち着き、冷静な判断力が育まれます。
ステップ3: 決めたことを小さく積み重ねる
- 1日10分の行動を続ける
→ 例: 読書、ウォーキング、ストレッチ。小さな習慣が自信につながります。 - 「これだけはやる」と決める
→ 決めたことを必ず実行することで、少しずつ「決める力」が鍛えられます。
あなたにもできる!小さな一歩から始めよう
「決める力」を強くするために、大きなことをする必要はありません。
まずは、小さな一歩を今日から始めること です。
- 朝、服や食事を迷わず決める。
- 深呼吸を1分だけやってみる。
- 今日の目標を3つ書き出す。
これだけでも、心と体は少しずつ変わっていきます。
決める力で人生と体を動かす
50代、60代――人生の中で、自分のことよりも家族や仕事を優先し、気づけば「自分のやりたいこと」が曖昧になっていませんか?
そんな時こそ、「決める力」 を思い出してほしいのです。
私たちは、日常の小さな決断でさえも、つい後回しにしてしまうことがあります。
「何を食べようかな?」「今日何から始めよう?」――これらを決めずに流していると、気づかないうちに心と体は疲れ、エネルギーを消耗してしまいます。
でも、大丈夫。
決めること は、特別な力を必要とするわけではありません。
今日、今から始められる、小さな一歩の積み重ねが、確実にあなたの心と体、そして未来を変えていくのです。