先日、ワードプレスの専門家の瀬戸内ことりさん主宰のコミュニティ【ブログの学び舎ふくろう】で「なんとなくの色選びから卒業!ブランド力を高めるカラーの使い方」をテーマにセミナーを開催しました。
このセミナーでは、色選びの基礎から、ブランド力を高めるための実践的なカラー戦略まで、3部構成でお話ししました。多くの方が「なるほど!そういうことだったのか」と納得してくださり、楽しく学んでいただけたようです。
今回は、そのセミナーの模様を振り返りながら、皆さんと共有したいポイントを紹介します!
セミナーの概要
テーマ: ブランドカラーの選び方で、ブランド力を高める
日時: 2024年9月19日
場所: オンラインセミナー(Zoom)
参加者: サイト運営をされているブランドカラーに興味を持つ個人事業主やビジネスオーナー
セミナー内容のハイライト
今回のセミナーは、以下の3部構成で進めました。
1. 色のルールを知ろう
まずは色の基本的な「ルール」について学びました。色には「色相」「明度」「彩度」といった特性があり、これらを理解することで、どのような感情や印象を与えるかがわかります。
例えば、暖色系の色(赤やオレンジ)は「活気」や「情熱」を伝えやすく、寒色系の色(青や緑)は「信頼感」や「落ち着き」を与えるなど、色が持つ心理的な効果に注目しました。
ポイント:
- 赤は人を「引きつける色」
- 青は「信頼感」を生む色
- 緑は「癒し」の色として知られています。
2. ブランディングにおける色の選び方
次に、ブランド力を高めるための色の選び方に焦点を当てました。ブランディングでは、色が顧客に与える印象を的確にコントロールすることが大切です。単に好きな色を選ぶのではなく、ブランドのメッセージやターゲット層に合った色を選ぶことで、ブランドの一貫性や信頼性を高めることができます。
ここでは、色の持つ「心理的な効果」と「ターゲット層」に基づいた色の選び方を詳しく解説しました。
たとえば、高級感を出したいなら、黒やゴールドを使うことが有効ですが、親しみやすさを出したい場合は、柔らかいパステルカラーが効果的です。
ワーク:
参加者には自分のブランドイメージを振り返り、そのイメージに合う色を選ぶワークを行っていただきました。
3. ベストカラーを見つけよう
最後に、自分のブランドにぴったりの「ベストカラー」を見つけるための実践的なステップを紹介しました。ここでは、色彩理論や心理学に基づいて、自分のブランドの核となる色(キーカラー)を選ぶための具体的なプロセスを解説しました。
実践のポイント:
- ブランドのメッセージやビジョンに一致する色をリストアップ
- 競合との差別化を図るため、独自性のあるカラーを選ぶ
- すべてのメディアで統一感を持たせることで、ブランド認知を高める
このセッションでは、実際に複数のカラーを比較しながら、自分のビジネスやブランドに最も適した色を選ぶための方法を紹介しました。
参加者の声
セミナー終了後には、参加者の皆さんから多くのフィードバックをいただきました。
- 「なるほど、そういうことだったのか!」 と色選びの重要性に気づいていただいた方が多く、「今までなんとなくで選んでいた色が、実はブランディングにこんなに大きく影響していたんですね」と感想を述べてくださいました。
最後に
今回のセミナーでは、単に「好きな色」を選ぶのではなく、ビジネスやブランドに合わせたカラーを戦略的に使うことの重要性を強調しました。色は単なる装飾ではなく、ブランドの印象を大きく左右する「メッセージツール」です。
今回学んだことをぜひ実践して、あなたのブランド力を高めてください!
普段はカラーサポートを行なっておりませんが、ご依頼がありましたら見せ方についてのセミナーやワークが開催可能です。お問い合わせフォームよりご連絡ください。
次回も、皆さんのビジネスに役立つ情報をお届けします。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!